2011年04月12日

詐欺公約による数百億円の支出を差止めなければ…

「京大農場を買取り、サッカースタジアムを建設し、ガンバ大阪を誘致する」・・・あの詐欺公約の尻拭いのために、税金が数百億円も投じられる可能性が極めて高くなっています。


◆スタジアム不可なら京大農場は買うな!!

京大農場の遺跡の範囲を、市が昨年調査した結果、サッカースタジアム建設は極めて困難と判明しました。となれば、当然、ガンバ大阪の誘致も無理。なのに、数百億円を投じて、京大農場を買い取り、何らかの箱物を造るという、そんな滅茶苦茶な話が進行中です。


◆奥本市長は逆ギレ・市役所ははぐらかし

平成15年の高槻市長選挙で、奥本市長が大々的に掲げたのが、サッカースタジアム建設・ガンバ大阪誘致の公約でした。 この公約の実現性については、当初から「京大農場には貴重な遺跡が埋まっており実現不可能だ」等と疑問視されていましたが、奥本市長は、当選後の施政方針演説等でも、公約の実現を表明。しかし、最近、高槻市が遺跡の存在する範囲を調査した結果、やはり、ガンバ大阪が計画する3万人規模のスタジアムの建設は、極めて困難であることが判明しました。

京大農場のうち史跡指定される範囲

一方で、高槻市は、京都大学とUR(都市再生機構=国土交通省の外郭団体)との3者で、平成21年9月に、高槻市が京大農場を買い取る約束を含む合意書を締結してしまいました。 なぜURが絡むのか。それは、史跡指定される範囲以外の土地については、いったんURが取得して、公園や箱物(運動施設等)を建設した後に、高槻市に売り渡すという形等でなければ、国土交通省の補助金を受けられないからです(国の補助金で外郭団体が儲かる仕組みになっているのです…)。

私は、平成22年11月の史跡整備特別委員会で、市長の公約の実現性や、選挙時に何を根拠に公約を掲げたのか質問しましたが、市ははぐらかしの答弁に終始し、市長は逆ギレ。

平成20年3月10日の高槻市議会本会議で、奥本市長は、

「関西大学の支援についてのお尋ねですが・・・関西大学高槻新キャンパスを実現することで、大学の活力、知力、知的財産を活用した知と文化の拠点の形成、若者を中心とした活気に満ちあふれたまちづくりなど・・・大学進出の経済効果等につきましては、建設時には約7億円、開校4年後には毎年約22億円と試算・・・知の拠点として市民への還元効果が期待されます・・・」


と述べています。

関西大学に関してこう述べて、約40億円もの補助をしました。関大を「知の拠点」とするなら、京都大学という西日本一の学府は、それを上回る「知の拠点」のはず。高槻市は京大による経済効果は算出していないとのことでしたが、少なからず経済的にも地域に貢献していることでしょう。

ガンバ大阪も誘致できず、京大も去っていくことになれば、何のために数百億もの税金を投じるのか。京大移転・農場買い取りについては、全部無かったことにできないのかと、私は昨年12月の議会で質問したのですが、市は、3者の合意書は破棄できないと答弁。 奥本市長が、サッカースタジアム建設・ガンバ大阪誘致という、根拠のない公約を掲げず、あるいは途中で正直に実現不可能だと市民に謝罪していれば、京大農場はそのままで、巨額の税金を投じて土地を買い取る話なども立ち消えになっていたはず。

ガンバ大阪誘致という当初の目的がいつの間にかうやむやにされ、数百億の税金を使って、京大農場や、URが造る箱物を買う話ばかりが進められている。これはまさに詐欺。ガンバ誘致が本当に目的であったのなら、こんなことにはならないはず。市長らの本当の目的は、別のところにあるような気がしてなりません。

議会も賛成派が多数のようですから、この話を止めるには、もはや法的手段しかありません。

※平成23年2月21日、私達は、住民監査請求を行いました。




▼関連報道

■平成23年4月7日 【朝日放送「NEWSゆう+」】引退市長のスタジアム誘致公約 いつの間にか衣替え




■平成20年9月10日 【産経新聞】高槻市 関大に“大盤振る舞い” 新校舎建設など40億円



■平成19年9月22日 【各紙】奥本市長が資産公開で虚偽報告



関大には40億もの大盤振る舞い…産経新聞の取材に、私は、公立校の耐震化が先だと答えましたが、その後、私の調査によって、高槻市がわざと小中学校の耐震化を遅らせていることが判明。私は怒りに震えました。

関大には、高槻市教育委員会の元部長が天下り。市長は大阪医科大から報酬を受領。私立大への支援は、市職員への利益供与の見返りなのか?旨味のない京都大学は、どうでもいいということなのでしょうか?






■平成21年7月29日 【産経新聞】高槻市長、資産報告を誤記載 「事務上のミス」と訂正



 大阪府高槻市の奥本務市長(75)が、自身の資金管理団体に約1500万円を貸し付けながら、市の条例に基づいて公開している資産報告の中では「貸付金なし」と矛盾する記載をしていたことが29日、分かった。高槻市は報告の誤りを認め、同日付で貸付金の項目を訂正。「事務処理上のミスだった」と釈明している。

 奥本市長の資金管理団体「奥本後援会」は平成19年、市長自身から総額2447万1895円の寄付を受けたと、府選挙管理委員会に報告。しかし府選管から「個人献金の上限(1千万円)を超えている」と指摘され、市長からの寄付金を1千万円、残りの約1500万円を市長が貸し付けた金額として処理していた。

 ところが、高槻市が条例に基づいて作成した奥本市長の19年分の資産等報告書では、貸付金欄に「該当なし」と記入。さらに20年分の資産等補充報告書でも、同様に「該当なし」と記し、資金管理団体の収支報告と矛盾する形になっていた。

 高槻市秘書課は「資金管理団体の収支報告では、会計責任者が勘違いしていたようだ」と説明。一方、同課が作成した資産等報告書については「奥本市長からの報告に基づいて作ったが、貸付金の部分で漏れがあった」とし、29日付で貸付金欄に金額を記入した。


透明なバス?勤務時間を水増しし「ヤミ手当」

■概要

高槻市バスには、仕業票というものがあります。バス運転士の職員が、その日、どういうふうにバスを運行するのか、何時何分にどこを出発して、どこを通り、何時何分にどこに着くようにしなければならないか、そういう運行ルートと時刻が書かれているものです。それをよくよく見ると、おかしな時間・「謎の時間」があることに気付きました。

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例えば、平日の「SA13」という仕業。

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これによると、午前10時46分にJR高槻南に到着することに。しかし、その後、弁天駐車場での休憩時間が12時06分からになっている。この間の80分は、何なのか。



JR高槻南と弁天駐車場の間は、約500メートルしか離れていない。市バスの時刻表を見ると、所要時間は3分となっている。80分も必要はないはず。・・・このように、休憩時間前に、不明な時間が設定されているのが、謎の時間の第1のパターン。

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また、平日の「SA27」という仕業では、バスは、午前11時01分にJR高槻南に到着することになっている。けれども、その後、「弁天駐車場へ回送」「12.23高槻南へ回送」と記されているだけ。12時23分に弁天駐車場を発車してJR高槻南へ向かうのだとしても、11時01分から12時23分の82分間は、どこをどう回送してるのか。・・・・このように、無意味に長時間の回送時間が設定されているのが、謎の時間の第2のパターン。

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なぜこんな時間があるのか。80分もの間、いったい何をしているのか。

その謎を解き明かすために、議員インターンとして私のところに来てくれた大学生達と調査をしました。

80分間、バスを整備しているのか、掃除しているのか、待機しているのか・・・調査をする前にいろいろと仮説を立てました。「もしかすると、バスは、ノロノロと走ってるんちゃうか。でも、そんなノロノロ走っているバスは見たことがないなあ。まさか、透明なバスが走ってるとか?」というような冗談を言っていたので、「透明バス」と仮称することに。

市バスは、JR高槻から弁天駐車場まで、実際には、何分かかるのか。2地点にそれぞれビデオカメラを構えて、バスの出入りの時刻を記録したところ、一番速いバスで41秒、遅いバスでも2分とかかっていなかった。とても80分も必要とは考えられない。

また、この時間中、バスの運転手さん達が何をしているのかも大学生たちと調べました。すると、タバコを吸って、携帯電話をいじって、中には、外出したり、買い物に行ったりと、職員達は、まったくの休憩時間のように振る舞っていました。つまり、この「謎の時間」というのは、「ヤミ休憩時間」としか考えられないわけです。

このように、おかしな時間設定がされている箇所がいくつもありました。

こうやって、勤務時間を水増しして、無駄な給与を職員達に支払ってきたのです。これは組織ぐるみの詐欺か横領ではないのか。

現在、この「透明バス」問題については、住民訴訟で争っています。


▼関連動画

■高槻市バス「透明バス」問題1

■高槻市バス「透明バス」問題2

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posted by 北岡たかひろ at 19:18| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻市には透明なバスが走っている? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裏金・副業・市有地の不法占有とやりたい放題

■概要

高槻市の土地・建物は、公有の財産です。これが私物化されるようなことはあってはなりません。ところが、現職市長の支持団体である連合高槻が、長年にわたって、1円の家賃も払わず、市有の施設である「厚生会館」に入居していたということがありました(呆れたことに、現在でも、形を変えて、無償で使用させています)。それ以外にも、次の問題がありました。

(1)市バス営業所内に労働組合が自動販売機を設置し利益を得ていた

市バス営業所内に置かれている17台の自動販売機のうち、何故か4台だけが、市職員の労働組合が設置したものでした。残りの13台は交通部が設置し、その利益は交通部の収入となっていたのですが、労組設置のこの4台については、労組の収入源となっていたのです。私が住民訴訟を提起した結果、大阪地裁は、労組収入分だけ交通部に損害が生じていたと認定。設置を許可した総務課長に対して、損害賠償請求するよう命じる判決を下しました。

(2)市職員が市バス営業所内でユーザー車検の副業を行っていた

公務員は原則として副業が禁止されています。ところが、ある市職員は、市バス営業所内で、1回1万円でユーザー車検代行の副業を行っていたのです。副業だけでも問題ですが、これが市有地内で行うというのですから言語道断。しかし、高槻市は、詳しい調査もせず、処分もしないというのです。滅茶苦茶な話です。

(3)裏金でマッサージチェアや喫煙施設を購入し無許可で市有地に設置

市から補助金を受けていた市職員の互助団体が解散する際、市に補助金分を返還せず、裏金としてプール。その金でマッサージチェアや喫煙施設等が購入され、現在でも、市有地に無許可で設置されています。高槻市はこの問題もあいまいにしたままなのです。

(4)市有地に選挙カーのスピーカー・エロ本・ゴルフバッグ等

私が調査で市バス営業所を訪れると、そこには「本来あってはならない」様々なものが無許可で置かれていました。倉庫には、議員の名前の書かれた選挙カーのスピーカー。立体駐車場の1階のブルーシートで目隠しがされた一角には、バーベルやサンドバッグ、卑猥な成年向け雑誌。ゴルフバッグや小型船舶のエンジン、壊れたバイク・自転車までもが置かれていました。交通部当局はこれを黙認してきたわけです。市有地の管理が極めてずさんであるとしか言いようがありません。

(5)市有地に畑

呆れたことに、市有地に畑が作られ、ナスや芋、キャベツ、唐辛子、イチジク、水菜、大根などが栽培されていました。ホースやひしゃくを使い、無許可で水道も使用。市職員のしわざですが、これについても高槻市はまったく調査をせず、あいまいにしたままです。

(6)公選法違反の「当選御礼」の貼り紙

市有の建物の中にある市職員の労働組合の事務所の前の壁に、社民党や民主党の議員の「当選御礼」が貼り出されていました。こうした行為は公職選挙法違反。市の庁舎でこんなことがされるのは非常に問題です。しかし、高槻市は、まったく調査も処分もしません。


▼関連報道

■平成21年7月11日 【産経新聞】市営バス職員が「副業」 営業所で栽培 ジムや成人誌も



★【産経新聞】市営バス職員が“副業” 営業所にジムや成人誌も

 大阪府高槻市営バスの芝生(しぼ)営業所の職員(運転手)が、営業所内で勤務時間中に、有料で車を整備する“副業”を行っていたことが10日、市バス関係者の話で分かった。職員らは営業所内で一時、正式な使用許可を得ずにジムを作ってバーベルやサンドバッグを持ち込んでいたほか、敷地内に勝手に畑を作っていたことも判明。地方公務員法に違反している疑いがあるが、市は「すでに解決済み」として処分の対象外にしている。

 市営バスをめぐっては、運転手らで作る労組の幹部らが勤務を他の運転手に交代させる「代走」を行っていた問題があり、市議らが平成19年、虚偽有印公文書作成罪で市幹部ら5人を大阪地検に告発している。相次ぐ不祥事に今後、批判を浴びそうだ。

 市バス関係者の話によると、芝生営業所の職員が一日中所内で待機を命じられている勤務日に、所内の駐車場を使い、別の職員が持ち込んだ車を整備。始めた時期は不明だが、1回1万円で請け負っていたこともあったという。市交通部は昨年8月、外部からの指摘で、実際に職員が所内でタイヤを外すなど車の整備をしていたことを確認。ところが、「休憩時間中にやっていたこと」と詳しい調査や処分をしなかった。

 休憩時間であっても副業を禁じた地方公務員法(営利企業等の従事制限)に違反する疑いもあるが、市幹部は「いいことではないが、運転手の間でやっていることなので実態は不明」などと話している。

 一方、営業所内にある立体駐車場のスロープ下には四方をブルーシートで覆い、サンドバッグやバーベルなどのトレーニング機器が設置されていた。中には、成人向け雑誌が置かれていたことが確認されている。

 これについても「職員の違法占有にあたる」との外部からの指摘により、市は昨年10月末、慌てて使用許可を出した。市は「体力作りや健康増進を図る意味でスペースを提供した。手続きの不備はあったが、使用許可をもって是正されている」と説明している。

 また、営業所の一角には今年2月ごろまで、職員がイチジクや大根、ナス、唐辛子などを許可を得ずに栽培し、ホースや柄杓を使って水道を無断で使用していた。周辺住民の指摘により、現在はすべて撤去し更地になっている。


■平成21年12月24日 【産経新聞】解散した互助会が余剰公金800万円で喫煙所
高槻市交通部



■平成21年12月24日 【読売新聞】余剰金で喫煙施設設置 互助団体解散 公金含まれ、批判も




■平成22年3月1日 【産経新聞】公金800万円プール 高槻市交通部 余剰金でマッサージチェア

posted by 北岡たかひろ at 18:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 裏金・副業・市有地の不法占有 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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