2011年04月07日

市職員が勤務中に給料もらって労組活動等

■概要

高槻市バス「幽霊運転手」事件で、交通部(市バスを所管する高槻市役所の部署)において、市職員の労働組合活動に対して、違法に有給で職務専念義務を免除する、いわゆる「有給職免」)がされていることが分かりました。

この違法な有給職免が、他の部署でも行われているのではないかと疑い、調査してみると、市長部局・教育委員会・水道部でもされていることが判明。交通部の有給職免でも見られた温泉旅館で宿泊して行う集会や、スポーツ大会の主将会議・抽選会といったもの、3人もの市職員が同じ日程で部落解放に関する全国集会に2泊3日で参加していた例もありました。

高槻市側は、労使で密約を交わしていたことなどを挙げて、合法だと主張しましたが、大阪地裁は違法と認定。職員のみならず、市長ら行政のトップにも損害賠償請求を命じる判決を下しました。

高槻市はこの判決を不服として控訴。しかし何故か、市長らは、地裁判決どおりの金銭を賠償・返還。ところが、控訴は取り下げないというのです。

このようなことをされると、「訴えの利益」がなくなり(原告の請求どおり金は返したということで、裁判をする意味がなくなる。)、裁判上は、訴えた私のほうが負けになって、訴訟費用等も全額負担しなければならなくなる。高槻市側は、無理やりにでも勝訴を得るために、こうした卑怯な手段をとったのです。高裁の裁判長も「こんなことは初めて」と漏らしました。

その不当性を裁判で訴えたところ、大阪高裁は、訴訟費用のほとんどを高槻市側が負担せよと判決。毎日新聞が報じたとおり、まさに、「名ばかり勝訴 実質敗訴」。実質的に私が勝訴したのです。


▼関連報道

■平成22年3月8日 【毎日新聞】「違法給与」返還も 高槻市 訴訟継続−−大阪高裁



■平成22年5月28日 【毎日新聞】名ばかり勝訴 実質敗訴






高槻市の副市長らが公用車で料亭での酒宴に参加

■概要

高槻市バス「幽霊運転手」事件を調査中の平成19年8月20日、労働組合の幹部の動きを追っていたところ、京都のとある料亭に入っていく姿を目撃。何かあるのかとしばらく様子をうかがっていると、次々に、高槻市の幹部と労働組合の役員らが料亭に集まってきました。2人の副市長、教育長、交通部管理者の計4人は、運転手付きの高級な公用車で乗り付け、さらには2人の女性コンパニオンも・・・

私が議会でこの件を追及したところ、副市長らはこの宴会を「公務の一環」と主張。しかし、市職員だけの宴会が公務とはいえるはずがない。女性コンパニオンも必要がないはず。

1人1万円の食事代は各自が私費で払ったそうですが、運転手を残業させての公用車使用は、不適切極まりない行為。

私が住民監査請求をした結果、かなり以前から、こうした宴会への出席に公用車を使用してきたことも判明。けれども、高槻市側は、私に対して「あなたに話す筋合いはない」「記憶が定かでない」等と、不誠実な回答をするばかり。

やむなく私が訴えた住民訴訟で、大阪地方裁判所は、副市長らの公用車使用を違法と認定。副市長・管理者・教育長に対して、運転手職員の残業代等を損害賠償請求せよとの判決を下しました。


※平成23年4月14日にあった控訴審の判決では逆転敗訴しましたので、上告します。


▼関連報道

■平成22年10月14日 【毎日新聞】住民訴訟:料亭に公用車、違法 「懇談、公務関連なし」−−大阪地裁判決

大阪府高槻市の副市長ら市幹部による公用車使用の違法性が争われた住民訴訟の判決で、大阪地裁(吉田徹裁判長)は14日、「成果が明確でない飲食を伴う懇談は職務との関連性が認められず、公用車の使用は不法行為に当たる」との判断を示した。

市民オンブズマンが職員労組との会合に出るため公用車を使用したのは違法として、運転手の時間外手当など約16万円を返還させるよう同市に求めた。吉田裁判長は副市長ら4人に対して、7330円を請求するよう高槻市に命じた。

判決によると、副市長2人(1人は当時)ら市幹部4人は07年8月20日、公用車2台で市役所から京都府大山崎町の料亭に行き、職員労組の役員らとの会合に出席した。

吉田裁判長は「意見交換の結果を示した文書もなく、当初から酒席として開催されたもの」と判断。運転手の時間外手当6916円とガソリン代414円を損害と認めた。飲食代は参加者が各自で負担したとされ、訴訟の対象ではなかった。

オンブズ代表の北岡隆浩市議は「市民に隠れて私的に公用車を使わないよう断罪する判決だ」と話した。【日野行介】





posted by 北岡たかひろ at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 公用車で京都での宴会に出席した問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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